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サバ缶人気で感じる疑問…。缶詰の安全性は大丈夫?

テスト

最近人気のサバ缶やイワシ缶などの缶詰。テレビや雑誌などでもサバ缶のメリットがよく取り上げられていて、スーパーの缶詰売り場でサバ缶が品薄になっていることも珍しくないですよね。

確かに、サバ缶は不足しがちなDHAやEPAなどの良質な油を手軽に安く摂ることができるという良さがあるのですが、缶詰というと気になるのがその安全性。ブームに乗っかってサバ缶を買う前に、缶詰の安全性について調べてみました。

ビスフェノールA(BPA)って?

「トマト缶は危険だから、トマトの水煮はパック入りのものを使っている」

最初は、数年前に友人から聞いたこの言葉がきっかけでした。

それまでは、缶詰の危険性なんて全く考えたこともなく、「缶詰って楽チンで便利!」と思っていたのですが、調べてみると、缶詰にはビスフェノールA(BPA)という物質が溶け出しており、これが体に影響を及ぼす可能性があるのだそう。では、BPAって一体どのようなものなのでしょうか?

環境ホルモンの一種

BPAとは、環境ホルモンの一種。私たちのからだの中では、「ホルモン」という物質が作られており、これが体内環境を調整しています。環境ホルモンとは、環境中にある物質で、このホルモンの作用を攪乱するもののことを言います。つまり、環境ホルモンを摂取すると、体の中のホルモンが正しく作用できなくなる危険性があるのです。

BPAが体に及ぼす影響

BPAは、多く摂取すると、体に次のような悪影響を及ぼす恐れがあると考えられているそう。

  • 乳がん
  • 子宮内膜症
  • 精巣がん
  • 前立腺がん
  • 精子の減少
  • 免疫に関する障害

性ホルモン系への影響が大きいようですね。

缶詰のBPA量で人体に影響はある?

現在発表されているデータによると、人が1日に摂取しても問題ないとされているBPAの量は、体重1kgあたり0.05mgとのこと。例えば、体重が50kgの人なら、毎日2.5mgまではBPAを摂っても大丈夫ということです。

缶詰1つ分にはそこまでの量のBPAは含まれていないようで、缶詰を食べたからすぐに体に悪影響が出るというものではなさそうです。

子どもや妊娠中の人は注意

ただし、子どもや妊婦さんは注意が必要とのこと。子どもは大人よりも環境ホルモンの影響が出やすく、また、胎児には少量でも影響が出たという結果もあるそうです。妊娠中の場合は、なるべく缶詰は控えた方が安心ですね。

メリットとリスクを知って判断すること

このように、調べてみると缶詰は危険性が大きそうで、私も最初はなかなかサバ缶購入をためらっていました。

でも、結果的に最近では缶詰を時々購入しています。それは、リスクもあるけれど、やっぱりDHAやEPAなどを効率よく摂取できるというメリットがあるし、また、食べ過ぎなければOKではないかと感じたためです。とりあえず私は、「週に1個まで」を目安にすることにしました。

あと、調べていると「缶詰を食べた後の尿中からBPAが検出された」という事実を発見。それを見た時に、体内に入ったBPAは尿として排出されるなら、体に蓄積していくわけではないのでちょっと安心かも…と思ったのも缶詰を買っても良いのかもと思ったきっかけの一つです。(排出されればOKというものではないかもしれないのですが。)

まとめ

メリットばかりが注目されがちなサバ缶などの缶詰ですが、そこには危険性があるということも知っておくことが大切なのではないかと思います。BPAフリーなど、安全性の高い缶詰がもっと増えていくことにも期待したいです。